クリニカルクエスチョン・推奨一覧

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Ⅱ.dMMR

No. クリニカルクエスチョン 推奨 推奨度
CQ1 dMMR 判定検査が推奨される患者
CQ1-1 標準的な薬物療法を実施中,または標準的な治療が困難な固形がん患者に対して,抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査は勧められるか? 標準的な薬物療法を実施中,または標準的な治療が困難な固形がん患者に対して,抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査を強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:15,R:1,ECO:0,NR:0]
CQ1-2 MMR 機能に関わらず抗PD-1/PD-L1 抗体薬が既に実地臨床で使用可能な切除不能固形がん患者に対し,抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査は勧められるか? MMR 機能に関わらず抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬が既に実地臨床で使用可能な切除不能固形がん患者に対し,抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査を考慮する。 Expert consensus opinion
[SR:1,R:10,ECO:5,NR:0]
CQ1-3 局所治療で根治可能な固形がん患者に対し,抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査は勧められるか? 局所治療で根治可能な固形がん患者に対し,抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査を推奨しない。 No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:3,NR:13]
CQ1-4 抗PD-1/PD-L1 抗体薬が既に使用された切除不能な固形がん患者に対し,再度抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査は勧められるか? 抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬が既に使用された切除不能な固形がん患者に対し,再度抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査を推奨しない。 No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:3,NR:13]
CQ1-5 既にリンチ症候群と診断されている患者に発生した腫瘍の際,抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査は勧められるか? 既にリンチ症候群と診断されている患者に発生した腫瘍の際,抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判断するためにdMMR 判定検査を推奨する。 Recommendation
[SR:10,R:6,ECO:0,NR:0]
CQ2 dMMR 判定検査法
CQ2-1 抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,MSI 検査は勧められるか? 抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,MSI 検査を強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:16,R:0,ECO:0,NR:0]
CQ2-2 抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,IHC 検査は勧められるか? 抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,IHC 検査を推奨する。 Recommendation
[SR:10,R:6,ECO:0,NR:0]
CQ2-3 抗PD-1/PD-L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,NGS 検査は勧められるか? 抗PD‒1/PD‒L1 抗体薬の適応を判定するためのdMMR 判定検査として,分析学的妥当性が確立されたNGS 検査を推奨する。 Recommendation
[SR:7,R:9,ECO:0,NR:0]
CQ2-4 免疫チェックポイント阻害薬は,免疫関連有害事象への十分な対応が可能な体制のもと投与するべきか? 免疫チェックポイント阻害薬は,免疫関連有害事象への十分な対応が可能な体制のもと投与することを強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:16,R:0,ECO:0,NR:0]

Ⅲ.NTRK(neurotrophic receptor tyrosine kinase)

No. クリニカルクエスチョン 推奨 推奨度
CQ3 NTRK 融合遺伝子検査の対象
CQ3-1 局所進行または転移性固形がん患者 転移・再発固形がん患者に対してNTRK 融合遺伝子検査は勧められるか?
  1. 1.NTRK 融合遺伝子と相互排他的な遺伝子異常を有する固形がん患者では,NTRK 融合遺伝子検査を推奨しない。
No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:6,NR:10]
  1. 2.NTRK 融合遺伝子が高頻度に検出されることが知られているがん種では,NTRK 融合遺伝子検査を強く推奨する。
Strong recommendation
[SR:16,R:0,ECO:0,NR:0]
  1. 3.上記以外のすべての転移・再発固形がん患者で,TRK 阻害薬の適応を判断するためにNTRK 融合遺伝子検査を行うことを推奨する。
Recommendation
[SR:7,R:7,ECO:2,NR:0]
CQ3-2 早期固形がん患者に対してNTRK 融合遺伝子検査は勧められるか?
  1. 1.NTRK 融合遺伝子が高頻度に検出されることが知られているがん種では,根治治療可能な固形がん患者に対しても,NTRK 融合遺伝子の検査を推奨する。
Recommendation
[SR:8,R:7,ECO:1,NR:0]
  1. 2.上記以外のすべての早期固形がん患者で,TRK 阻害薬の適応を判断するためにNTRK 融合遺伝子検査を行うことを考慮する。
Expert consensus opinion
[SR:1,R:4,ECO:10,NR:1]
CQ3-3 NTRK 融合遺伝子の検査はいつ行うべきか? 標準治療開始前あるいは標準治療中からNTRK 融合遺伝子の検査を行うことを強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:12,R:3,ECO:1,NR:0]
CQ4 NTRK 融合遺伝子の検査法
CQ4-1 TRK 阻害薬の適応を判断するために,NGS 検査は勧められるか? TRK 阻害薬の適応を判断するために,分析的妥当性が確立されたNGS 検査を強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:16,R:0,ECO:0,NR:0]
CQ4-2 NTRK 融合遺伝子を検出するために,FISH,PCR は勧められるか?
  1. 1.NTRK 融合遺伝子のスクリーニング検査法としてFISH を推奨しない。
No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:0,NR:16]
  1. 2.NTRK 融合遺伝子のスクリーニング検査法としてPCR は現時点で推奨を決定することはできない。
なし
[SR:0,R:0,ECO:10,NR:6]
  1. 3.NTRK 融合遺伝子が高頻度に検出されることが知られているがん種では,FISH あるいはPCR によるNTRK 融合遺伝子(特にETV6‒NTRK3 融合遺伝子)検査を行ってもよい。
Expert consensus opinion[SR:0,R:10,ECO:6,NR:0]
CQ4-3 NTRK 融合遺伝子を検出するために,IHC は勧められるか?
  1. 1.NTRK 融合遺伝子のスクリーニング検査としてIHC を推奨する。
Recommendation
[SR:2,R:11,ECO:3,NR:0]
  1. 2.TRK 阻害薬の適応を判断するためにはIHC を推奨しない。
No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:1,NR:14,Abstain:1]
CQ4-4 TRK 阻害薬の適応を判断するために,NanoString は勧められるか? TRK 阻害薬の適応を判断するためのNTRK 融合遺伝子の検査法としてNanoString を推奨しない。 No recommendation
[SR:0,R:0,ECO:0,NR:15,Abstain 1]
CQ5 NTRK 融合遺伝子に対する治療
CQ5-1 NTRK 融合遺伝子を有する切除不能・転移・再発固形がんに対してTRK 阻害薬は勧められるか? TRK 阻害薬の使用を強く推奨する。 Strong recommendation
[SR:16,R:0,ECO:0,NR:0]
CQ5-2 TRK 阻害薬はいつ使用すべきか? 初回治療からTRK 阻害薬の使用を推奨する。 Recommendation
[SR:3,R:10,ECO:3,NR:0]